HOME前回の開催報告2016 JDA FORUM ~世界の最先端有機高分子膜技術とその実用化~

主催

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1/28(木)
2016 JDA FORUM
~世界の最先端有機高分子膜技術とその実用化~

日 時 1月28日(木) 10:00-17:00
会 場会議棟6階「606会議室」
主 催

JDA

日本脱塩協会(JDA)

参加費 会 員:早期割引10,000円/通常20,000円
非会員:早期割引30,000円/通常40,000円
【早期割引 申込締切】2015年12月31日(木)
後 援 膜分離技術振興協会、日本膜学会、造水促進センター、日本海水学会、日本水道協会、日本液体清澄化工業会、日本水環境学会、日本水フォーラム、産業競争力懇談会、海外水循環システム協議会、日本水道工業団体連合会、新エネルギー・産業技術総合開発機構、日本水道新聞社、水道産業新聞社
懇親会

時間:17:30~19:30
会場:東京ビッグサイト8階イタリアンレストラン「アルポルト」
会費:7,000円(会員・非会員共通)

参加申込方法

※展示会には来場のご登録が別途必要になります
(招待状をお持ちでない場合はWEB事前登録をおすすめしております)

参加申込

プログラム

第1部 「膜による造水と発電」
10:05-10:45
「FO/PRO技術の最前線と展望」

松山 秀人 氏
神戸大学大学院 工学研究科 応用化学専攻 教授 / 先端膜工学研究 推進機構 機構長

【講演内容】

浸透圧差を駆動力とした自発的な水の移動現象を利用する膜分離技術は、Engineered Osmosis (EO)として注目を集めており、海水淡水化、排水濃縮、浸透圧発電などへの応用が期待されている。EOプロセスとして、正浸透(Forward Osmosis, FO)膜法と浸透圧発電 (Pressure-retarded osmosis, PRO)が挙げられる。
ここでは「FO/PRO技術の最前線と展望」というタイトルで、FO技術に関しては「FO膜」と「駆動溶液(DS)」の研究開発動向、およびそれらを用いた最新のFO水処理技術を紹介する。またPRO技術に関しても同様に、「PRO膜」の研究開発動向とPRO膜を用いた最新の濃度差発電技術を紹介する。これらのFO/PRO技術の研究開発動向から、最後に本EO技術の将来について述べる。

【講演者プロフィール】※クリックで表示します。

略歴

1985年 京都大学大学院工学研究科化学工学専攻修士課程 修了
1985年 京都工芸繊維大学工芸学部 助手
1990年 京都大学工学博士
1994年 岡山大学環境理工学部 講師
1996年 アメリカ合衆国テキサス大学オースティン校にて客員研究員として研究に従事(1997年8月まで)
1998年 岡山大学環境理工学部 助教授
1999年 京都工芸繊維大学工芸学部 助教授
2004年 神戸大学工学部 教授
2007年 先端膜工学センター センター長

受賞歴

1992年(平成4年)  化学工学会奨励賞
1997年(平成9年)  日本膜学会研究奨励賞

10:45-11:25
「海水淡水化FO技術:FO技術が有効となる条件」

山口 猛央 氏
東京工業大学 資源化学研究所 教授 

【講演内容】

逆浸透(RO)法による海水淡水化は広く普及し、さらなる省エネ化が進んでいる。一方で、正浸透(FO)法は膜透過側を海水よりも濃いドロー溶液とし、浸透圧によりドロー溶液に透過してきた真水を、次のステップでドロー溶液から極めて省エネルギー的に回収する技術である。とはいえ、逆浸透法では分離の最低エネルギーの2〜3倍しか用いられない。FO法はRO法に比較して本当に省エネルギー化できるのか、そのために必要な膜、膜モジュールやプロセスに要求される条件はどのようなものか、考えておかなければ技術開発を間違える。出口のある技術の実現には、それぞれの固有技術に必要条件が存在し、その条件を見極める重要性を含めて、紹介する。

【講演者プロフィール】※クリックで表示します。

略歴

1988年3月 東京大学工学部化学工学科卒業
1993年3月 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了 博士(工学)
1992年4月- 1994年3月 日本学術振興会 特別研究員
1993年4月- 1995年5月 米国コロラド大学化学工学科 博士研究員
1995年7月 東京大学大学院工学系研究科 助手
1999年1月 同講師
2001年10月 同助教授
2007年2月 東京工業大学 資源化学研究所 教授

受賞歴

1)1997年3月 化学工学会 奨励賞
2)2004年5月 日本膜学会 膜学研究奨励賞
3)2000年度 化学工学論文集 優秀論文賞
4)Journal of Chemical Engineering of Japan, Outstanding Paper Award of 2009
5) 2013年3月 化学工学会 研究賞

11:35-12:15
「FO技術の実用化の最前線」

櫻井 秀彦 氏
東洋紡株式会社 機能膜事業開発部 部長

【講演内容】

FO(正浸透)膜を用いた水処理技術は、浸透圧差によりFeed Solutionが濃縮、あるいはDraw Solution(DS)が希釈する自然現象を利用する。また、海水淡水化や排水処理の場合は、希釈されたDSを濃縮(再生)するプロセスを必要とする。近年、FO膜、DS、再生システムの開発が進み、省エネ、発電、ZLDなどを目的に、FO技術の実用化へ向けた動きが世界中で加速している。本報告では、すでに実用化されている、あるいは実用化が近いとされるFO技術として、浸透圧発電、海水淡水化、排水処理等の具体的例を紹介するとともに、この技術を普及、実用化させるための課題と解決策について考えてみたい。

【講演者プロフィール】※クリックで表示します。

1985年 早稲田大学理工学部応用化学科卒業
1987年 早稲田大学理工学研究科博士課程前期修了
同年   東洋紡株式会社入社
現在に至る

12:15-12:55
「RED発電技術の最前線と展望」

比嘉 充 氏
山口大学大学院 理工学研究科物質化学専攻 精密化学 機能性高分子工学 教授 

【講演内容】

河川水が海に流れ込む河口付近など、塩水と淡水が混合する場合に発生する濃度差発電(SGP)は再生可能エネルギーのひとつである。世界中の河川水を考慮するとSGPの潜在エネルギーは2.6TWになると計算されている。膜分離を用いてこのSGPを電力に変換する技術には逆電気透析(RED)発電と浸透圧発電(PRO)がある。PROは半透膜を使用してSGPを流体力学エネルギーに変換し、その後とタービンと発電機により電力に変換する。RED発電はイオン交換膜を使用してSGPを直接電力に変換する。そのため河川水と海水を用いた場合、RED発電に優位性があると言われている。ここではRED発電の最前線と展望について紹介する。

【講演者プロフィール】※クリックで表示します。

略歴
1986年3月 東京工業大学東京工業大学工学部有機材料工学科 卒業
1988年3月 同大学大学院理工学研究科修士課程修了
1991年3月 同大学大学院理工学研究科博士課程修了 工学博士取得
1991年4月 理化学研究所・基礎科学特別研究員
1994年4月 東京工業大学工学部有機材料工学科助手
1997年2月 山口大学工学部応用化学工学科講師
1999年4月 同大学工学部応用化学工学科助教授
2001年6月 Massachusetts Institute of Technology 客員研究員
2006年4月 山口大学大学院理工学研究科物質化学専攻教授
現在に至る

賞罰
1998年5月 日本膜学会 研究奨励賞受賞
2010年6月 繊維学会 繊維学会賞受賞
2013年6月 日本海水学会研究賞受賞

所属学会
日本海水学会(副会長、西日本支部長)、繊維学会(西部支部幹事)、日本膜学会(理事、膜誌編集委員)、高分子学会、日本化学会

第2部 「有機膜によるガス分離、特に水素分離」
14:00-14:40
「ガス分離技術の最前線と展望:含むNational Projectの動向」

松方 正彦 氏
早稲田大学 理工学術院 先進理工学研究科 応用化学専攻 教授 

【講演内容】

天然ガス生産等のエネルギー資源生産プロセス、石油精製プロセス、化学プロセスなど、川上産業においては多くのガス混合系に対して蒸留分離プロセスが用いられている。これら、蒸留によってガス分離行うには相変化を伴うので、エネルギー多消費プロセスであり、省エネ型の膜分離プロセスの開発が進められている。1980年代後半よりミクロ多孔性を有し、分子選択性をもつ無機分離膜の開発が進められており、無機材料の耐有機溶剤特性、耐酸・アルカリ性、耐熱性、耐圧性を生かして、こうした分野の分離プロセスの革新が期待できる。本講演では、無機分離膜技術の適用が期待できる分野を俯瞰し、我々が最近進めているゼオライト分離膜の研究開発について述べる。

【講演者プロフィール】※クリックで表示します。

1989年3月早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程応用化学専攻修了
工学博士
1989年4月成蹊大学工学部工業化学科助手
1992年1月大阪大学助手、助教授を経て
1997年4月早稲田大学理工学部応用化学科助教授
2001年4月同大学 教授、現在に至る

平成7年度化学工学会奨励賞、平成7年度石油学会奨励賞、平成10年度触媒学会奨励賞、平成12年度日本エネルギー学会進歩賞、ナノテク大賞プロジェクト賞(グリーンナノテクノロジー部門)

現在、ゼオライト学会副会長、化学工学会エネルギー部会長、日本膜学会理事、石油学会理事、グリーンサステイナブルケミストリーネットワーク運営委員会委員長ほか

14:40-15:20
「膜を用いた水素ステーション用水素製造技術について」

吉宗 美紀 氏
産業技術総合研究所 化学プロセス研究部門 膜分離プロセスグループ

【講演内容】

水素社会の実現に向けて、水素の安定的な供給インフラの整備が求められており、燃料電池自動車用の水素ステーションの建設が進んでいる。現在は、高圧水素あるいは改質水素が燃料の主流であるが、水素のさらなる利用拡大に向けて、液体水素、アンモニア、有機ハイドライド等のエネルギーキャリアの研究開発が行われている。本講演では、有機ハイドライドとしてメチルシクロヘキサンを用いた水素ステーション用の水素製造技術の概要について説明し、分離膜を用いた燃料電池自動車用高純度水素精製技術に関する取り組みを紹介する。

【講演者プロフィール】※クリックで表示します。

2004年に北海道大学で博士後期課程修了後、産業技術総合研究所に入所、現在、化学プロセス研究部門 膜分離プロセスグループ主任研究員です。専門は膜工学、材料化学で、分子ふるい型炭素膜を中心とするガス分離用膜分離技術開発に従事しています。「産業に資する実用的な研究を」というポリシーで、炭素膜の実用化に向けた製造方法、用途開発などの応用研究に重点を置いた研究開発を産業界と共同で進めてきました。これまでNEDOのプロジェクトに多く関わっており、現在は、SIPエネルギーキャリアプロジェクトに参画しています。2012年に日本膜学会研究奨励賞、2013年に石油学会研究奨励賞を受賞しました。

15:35-16:15
「人工光合成PJの概要と分離膜の進捗状況」

武脇 隆彦 氏
三菱化学株式会社 経営戦略部門 RD戦略室 主幹研究員/
人工光合成化学プロセス技術研究組合(ARPChem)

【講演内容】

人工光合成化学プロセス技術研究組合(ARPChem)は、太陽光下、①光触媒による水の分解で得た水素/酸素から ②水素分離膜等を用いて水素を安全に分離し、③合成触媒を用いて水素と二酸化炭素から化学品原料である低級オレフィンを製造する人工光合成・化学プロセスを確立し、化石資源からの脱却や資源問題・環境問題の解決を目指している。本講演では、その概要と、特に水素分離膜についての進捗状況について紹介する。

【講演者プロフィール】※クリックで表示します。

略歴

東京大学理学系化学課程修士
専門分野:ゼオライト、触媒、無機材料

受賞歴

日経BP賞(2009)、ものづくり日本大賞(2009)、日本吸着学会技術賞(2010)、日本化学会技術賞(2012)

16:15-16:55
「高機能CO2選択透過膜の開発とその応用」

岡田 治 氏
株式会社ルネッサンス・エナジー・リサーチ 代表取締役社長/
東北大学 未来科学技術共同研究センター 客員教授 

【講演内容】

CO2の分離技術は水素製造プロセス等化学分野で重要な役割を果たしているだけでなく、地球温暖化対策技術としても重要である。しかし既存のCO2分離技術は、大型で高価な設備が必要であるだけでなく、エネルギー多消費型のプロセスである。一方、CO2膜分離法は、CO2の吸収時に発生するエネルギーがCO2放出のためのエネルギーに利用されるため、本質的な省エネルギープロセスとなり、脱炭酸工程でのエネルギー消費を大幅に削減することが可能である。ここでは当社が開発を進めているCO2選択透過膜(促進輸送膜)の開発とその各種分野への応用・事業化について紹介する。

【講演者プロフィール】※クリックで表示します。

略歴

1975年3月東京大学工学部工業化学科卒業
1977年3月東京大学大学院工学系研究科修士課程修了
1977年4月大阪ガス株式会社入社
1988年東北大学より工学博士号取得
2003年大阪ガス株式会社 理事・エネルギー技術研究所エグゼクティブリサーチャー
兼 次世代改質システムプロジェクト部長
2004年8月大阪ガス株式会社 退社
株)ルネッサンス・エナジー・リサーチ 代表取締役社長
2004年10月東北大学未来科学技術共同研究センター客員教授
2009年8月京都大学大学院地球環境学舎 特任教授 併任(~2011年3月)

受賞歴

1989年日本ガス協会論文賞(水蒸気改質触媒の硫黄被毒関係)
1989年燃料協会論文賞(触媒燃焼関係)
1995年日本ガス協会論文賞(ガスセンサー関係)
1998年科学技術庁長官賞:研究功績者表彰(超高次脱硫触媒関係)

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